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安い土地には理由がある!安さの理由と安い土地を活用する方法を紹介!
いざ土地を購入するとなると土地の価格はなるべく安いほうが嬉しいと考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、土地を価格だけで購入するかどうか決めるのは危険です。
そこで今回は、安い土地の理由と土地の活用法について解説します。
□安い土地の理由とは?
土地が安い理由として、土地そのものに安くなる原因が存在することがあります。
*日当たりが悪い
北向きの土地は南向きの土地と異なり、日光が部屋に入りにくくなっています。
そのため、日当たりを考慮する人々から不人気のため土地の価格が下がる傾向にあります。
*土地の形が悪い
極端な三角形の土地や傾斜がある土地は建物が立てづらいため土地が安くなりやすいです。
ただし、傾斜がある土地は建物を建てるために整備する必要があり、土地の価格は安くても整備費用がかかってしまうため注意が必要です。
また、水分を多く含んだ土地も価格が安くなりがちですが地盤が緩いと建物が建てにくく、仮に建物を建てたとしても大雨や地震などの自然災害に弱くなってしまいます。
*市街化調整区域や工場の跡地である
市街化調整区域では、住宅を建てるのに制限がかけられるほか、インフラが整備されておらず自然災害に弱い場合もあります。
農地法や都市計画法の許可が取得できなかった場合は建築することができません。
また、工場の跡地の場合、工場から排出された有害物質が土壌に残っている可能性もあり健康被害が心配です。
工場跡地を購入するか迷った場合は、必ず土壌汚染調査を行うようにしましょう。
□安い土地を上手に活用するには?
安い土地には形や土地の質など何かしらの問題があります。
しかし、安い土地でも工夫次第で有効に活用できればメリットは十分に考えられます。
例えば土地の形が悪い場合、間取りを十分に検討する必要はありますが建築配置次第では建物を建てることは十分可能です。
北向きの土地は日当たりが悪いと捉えられがちですがベランダや庭を南向きに設けることでやわらかい日差しが室内に入ってきます。
直射日光が当たらず、かつ道路からの視線が気にならないのは北向きの土地の大きなメリットと言えるでしょう。
□まとめ
土地が安い理由として、北向きの土地であること、傾斜がある土地であること、土壌が水分を多く含んでいるなど状態がよくないこと、市街地調整区域や工場の跡地であるなどの様々な理由があります。
安い土地にはそれぞれ理由がありますが、土地の活用次第ではメリットを生み出すことは十分可能です。