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奥まった土地の「旗竿地」とは?メリットとデメリットを紹介!
「旗竿地」という言葉をご存じでしょうか。
土地購入を検討されている方で旗竿地とは何かよく分からずお困りの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、旗竿地とは何かと、旗竿地を購入した際のメリット・デメリットについて解説していきます。
□奥まった土地である「旗竿地」について
旗竿地とは、細い路地を通った先にある土地のことを指します。
その見た目が旗に竿を付けたような土地の形状のためこのように呼ばれています。
□旗竿地のメリット・デメリットとは?
*旗竿地のメリット
1.土地の値段が比較的安い
旗竿地は特殊な形状であり、道路から家までの道が狭いため使い方によっては不便かもしれません。
しかし、土地の設計を工夫すればおしゃれな家を建てることは十分可能です。
また、地価が高い地域でも旗竿地であれば他の土地よりも価格を抑えて購入することができます。
2.静か
旗竿地は周りを建物に囲まれているため騒音があまり気になることがありません。
ただし、周辺住宅の騒音が気になる可能性も考えられるため、防音対策は行うようにしましょう。
3.おしゃれな空間にできる
旗竿地は土地の価格が比較的安いため、浮いたお金を家具や外壁、内装などにかけることができます。
そのため、内装やお金の使い方次第ではおしゃれな家を作ることは十分可能です。
*旗竿地のデメリット
1.建築コストが高くなる可能性がある
旗竿地に家を建てるために、家の設計を十分に練る必要があります。
そのため、家の設計を細かく考えたり、また道路から家までの通路が狭いため家を建てるために使う機械が入らなかったりする可能性があります。
そういった場合は、職人さんを多く雇う必要があり、通常よりも建築コストが割高になってしまうかもしれないため注意が必要です。
2.採光に工夫が必要になる
旗竿地は周りを住宅に囲まれた土地であるため、採光が悪くなりがちです。
そのため、室内を吹き抜けにしたり、リビングの窓を大きくしたりするなどの工夫が必要です。
また、風も通りにくいため窓とドアを対角線上になるようにして、風通しが良くなる工夫をしましょう。
□まとめ
旗竿地とは、旗に竿を付けたような土地の形状であることからそう呼ばれています。
また、細い路地を通った先にある土地のことを指します。
旗竿地のメリットは、一般的な土地と比較して土地の値段が安いことです。
また、周りを住宅に囲まれているため静かな空間を作ることができます。
一方で旗竿地のデメリットは、採光や風の通りが良くなるように工夫が必要になることです。