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持ち家が資産にならない!?負債になる可能性があることも知っておこう!
持ち家が資産になるのか負債になるのか分からず、お困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、持ち家が資産にならない場合と、持ち家がローンになるのか負債になるのかを決める指標について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
□持ち家が資産になるとは限らない!
一般的に、住宅ローンが未払いの場合は持ち家は資産ではなく負債になります。
住宅ローンには、元利均等返済と元金均等返済の2種類が存在します。
元利均等返済とは、借入期間の利息のすべてを含めた借入期間で均等にならして支払う方法です。
金利が変わらないので、毎月の返済金額が変動しないというメリットが存在します。
一方、元金均等返済とは、借入額を借入期間で均等にならし、その時の残額に対して利息を取る方法の返済方法です。
最初は残額が多いためその分利息も多くなりますが、返済が進むにつれ残高が徐々に減るのでその分の利息が減り、毎月の返済額が少なくなるというメリットがあります。
□持ち家が資産か負債かを決める指標とは?
1.ローンの残高
持ち家を購入すると一般的には資産を手に入れたことになります。
しかし、一括でない場合、住宅ローンという負債を抱えたことにもなります。
住宅ローンの契約を結ぶ際には金融機関は購入する住宅に関して抵当権という、ローン返済が滞った時に住宅を売却してローン残高の返済に充てることができる権利を設置します。
したがって、契約者はローンを完済するまで、住宅の抵当権をなくすことはできません。
不動産価格からローン残債を引いた残りの金額を資産と考えることができます。
2.売却までにかかる期間
持ち家を売却する場合は、売り出しから契約するまでの価格が影響することがあります。
一般的に売り出し価格が相場よりも高すぎる場合は成約が難しいため徐々に価格を下げることになり、最終的には大幅な値下げが必要になることもあります。
売却する場合は誰しもがなるべく高い値段で売却したいと考えることが多いと思いますが、売り出し価格を適切な値段に設定することで、できるだけ早く売却を成立させることも大切なことです。
□まとめ
持ち家は、全てが資産になるわけではなく、住宅ローンが未払いの場合は負債になります。
持ち家が資産か負債かを決めるための方法として、ローン残高によるものがあります。
この場合、不動産価格からローン残債を引いた残りの金額を資産と考えます。
他にも売却までにかかる期間も資産か負債かを決める指標になります。