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土地を買いたいと言われた際の対処法について解説!メリットやデメリットも紹介!
隣人に土地を買いたいと言われたら断るべきなのかどうかお迷いの方も多いのではないでしょうか。
確かに、取引の仕方によっては隣人トラブルに発展しかねないため注意が必要です。
そこで今回は、隣人に土地を買いたいと言われた時の対処法と隣人に土地を売るメリット・デメリットについて解説します。
□隣人に土地を買いたいと言われた際の対処法とは?
隣人に土地を買いたいと言われたら、買いたい気持ちがどのくらいなのかを事前に聞いておくようにしましょう。
土地の売却手続きには多くの時間がかかります。
世間話程度の軽い感じであれば買ってくれる可能性は低いでしょう。
□隣人に土地を売る場合のメリットとデメリットとは?
*隣人に土地を売る場合のメリット
1.相場より高い価格で売れる場合もある
多少高くても変形地を整えられるなどのメリットが隣人に得られるため多少土地が高くても取引が成立することが多いです。
通常よりも土地が少しでも高く売れるのは、土地の持ち主としては嬉しいですよね。
2.売却までの流れがスムーズに流れる
隣人に土地を売る場合、昔からの知り合いであったり、親戚であったりと何かしらの顔見知りの場合が多いでしょう。
相手の顔や性格を知っていると、安心して売却の話を進めることができます。
また、家が近いとこまめに話すことができるため売却までの流れが早く進むでしょう。
*隣人に土地を売る場合のデメリット
1.隣人トラブルに発展する可能性もある
一般的に取引をする際に、土地の価格を下げてほしいと頼まれることが多いです。
そのため、断れずに土地の価格を下げたものの、実際は売却した値段よりはるかに高い価値があると売却者が悔やんでしまうこともあるでしょう。
また逆に、土地の価格を下げることを断る場合も出てくると思います。
どんなに親しい間柄でもお金が絡んだ問題はトラブルの原因になり、関係にヒビが入ることにつながってしまう恐れもあります。
2.売り方によっては手続きが大変になる
土地をすべて売らず、土地の一部だけを売却した場合、分筆という手続きを行う必要があります。
分筆を行うには分筆登記を行う必要があり、そのために土地家屋調査士に必要書類や図面などをそろえて手続きをしてもらわなければなりません。
このとき、測量や境界標設置、登記申請や登録免許税などの費用がかかるため、売る土地によっては費用が高額になる可能性もあります。
□まとめ
隣人に土地を買いたいと言われたら、どれくらい本気で買いたいと思っているかをまず尋ねるようにしましょう。
隣人に土地を売るメリットは、通常よりも高い価格で売れる可能性があることです。
一方デメリットは、取引の方法によっては隣人トラブルに発展する可能性も十分に考えられることが挙げられます。