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中古マンションには何年住める?長く住める中古マンションの探し方とは?
中古マンション購入を考える際、多くの人が「何年住めるのか」と疑問を抱くことでしょう。
確かに、中古マンションは「中古」であるからこそ、住める期間が短いのではないかと不安を感じてしまいますよね。
そこでこの記事では、中古マンションに何年住めるのか、そして長く住むためのポイントについて解説します。
長く住める中古マンションの探し方もお伝えするので、不安なくお部屋探しをするためにも、ぜひこの記事をご活用ください。
□中古マンションには何年住める?
*寿命は思っているよりも長い
一般的に、中古マンションの寿命は思っているよりも長いことが多いです。
国土交通省のデータによれば、鉄筋コンクリートの寿命は最大で100年とされています。
しかし、実際には多くのマンションが寿命を迎える前に建て替えられてしまいます。
この現象は、土地価格や都市計画、さらにはマンション自体の管理状況によっても影響を受けているからです。
*設備のリフォームは必須
建物自体の寿命が長くても、設備は短命です。
特に、水回りの設備は経年劣化が進むため、リフォームが必要になるケースが多いです。
これには、キッチンやバスルーム、トイレなども含まれます。
これらの設備の寿命は一般的に15〜20年とされており、それを過ぎると性能が低下する可能性が高いです。
*管理状況も重要
良い管理状況下であれば、築60年程度まで問題なく住み続けられるとされています。
逆に、管理が行き届いていないと、建物の寿命は短くなります。
管理組合の活動や、定期的なメンテナンスがしっかりと行われているかどうかも、長く住むための重要なポイントです。
□長く住める中古マンションの選び方とは?
1.新耐震基準をクリアしているかどうか
1981年以降の新耐震基準を満たしているマンションは、旧基準よりも長く住める可能性が高いです。
耐震改修がされていれば、1981年以前の建築でも問題ありません。
新耐震基準のマンションは、地震による倒壊リスクも低く、長期間にわたって安心して生活を送れます。
2.大規模修繕が適切に行われている
外壁塗装や防水工事など、マンションの耐久性に関わる大規模修繕が適切に行われているマンションを選ぶことが重要です。
特に、大規模修繕の実施状況と長期修繕計画をチェックしましょう。
これらがしっかりと行われているマンションは、建物自体の寿命が長く、快適に住み続けられる可能性が高いです。
3.空室が少ない
空室が多いマンションは、積立金が集まらず、適切なメンテナンスができないリスクが高いです。
空室状況を確認し、低空室率の物件を選びましょう。
空室率が低いことは、そのマンションが人気であり、管理もしっかりと行われている証拠です。
□まとめ
中古マンションには意外と長く住める可能性がありますが、そのためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。
新耐震基準をクリアしているか、大規模修繕が適切に行われているか、そして空室が少ないか。
これらを確認し、長く快適に住むための選択をしましょう。