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空き家を放置しておくことによるリスクとは?空き家放置の対策法もご紹介!
何らかの理由で家を相続しても、特に使用する予定がなく、空き家になってしまうことがあるかもしれません。
ただし、きちんと空き家を管理しておかないと、思いがけないトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
今回は、空き家を放置する3つのリスクと、空き家放置の解消法をご紹介します。
思いがけない損失を避けるためにも、空き家を正しく対処しましょう。
□空き家放置によって起こる3つのリスク
*固定資産税が6倍になる
家が建っている土地は、固定資産税の軽減措置が適用されるため、税額が更地よりも安くなります。
しかし、放置している空き家の状態が悪く、倒壊の危険性や周囲の景観を損ねる恐れがあるとみなされると、「特定空き家」に指定されてしまいます。
その結果、軽減措置が適用されず、固定資産税が今までの6倍になってしまう可能性があるので気をつけましょう。
*周辺住民に被害が加わる恐れがある
建物の老朽化が進み、倒壊や害虫の繁殖に繋がってしまうと、周辺住民に被害が及ぶ危険性があります。
特に倒壊については、最悪の場合生命を脅かす可能性もあり、損害賠償責任を負うことになってしまうので気を付けましょう。
*犯罪に巻き込まれるリスクが高まる
誰も住んでいない空き家を長い間放置しておくと、不法侵入や放火といった犯罪に巻き込まれるリスクが高まってしまいます。
また、自分以外の家にもこの手の被害が及ぶ危険性もあるので、自分だけの被害で済まないことをきちんと頭に入れておいてください。
□空き家の放置を解消するための対策法
1.専門業者に空き家の管理を依頼する
空き家管理の専門業者に依頼することで、定期的に空き家の清掃や点検を行ってくれます。
費用はかかりますが、自分で管理する手間は省けるので、今後空き家の使用を考えている方は、専門の業者に依頼して正しく管理してもらいましょう。
2.空き家を売却する
今後空き家を使用する予定がない場合には、空き家を売却するのもおすすめです。
売却してしまえば管理の手間もなくなりますし、空き家を現金化できるので、空き家の管理や維持でお困りの方は、早めに売却を検討してみましょう。
3.不動産会社に買取してもらう
空き家の状態が悪く、購入希望者を見つけるのが難しい場合は、不動産会社に買取してもらいましょう。
買取の場合は、買い手を見つける必要がないので、短期間で手放せるのが大きなメリットです。
4.賃貸経営する
空き家の状態が良い場合は、賃貸物件として経営するのも1つの手段です。
賃貸経営することで、空き家の管理を居住者に任せられるだけでなく、不労所得も手に入るため、使わなくなった空き家を有効に活用できるでしょう。
5.立地に合わせて空き家ビジネスを始める
空き家の活用方法は、何も賃貸物件に限ったことではありません。
カフェやコワーキングスペースとしても活用もできるので、立地に合わせた需要の高いサービスを提供してみるのも良いでしょう。
□まとめ
空き家を放置しておくと、固定資産税の負担が重くなるだけでなく、周辺住民に危害が及ぶ危険性もあります。
そのため、余計な損失を被らないように、できるだけ早く空き家の対策に動くようにしましょう。
空き家の売却をご希望の場合は、当社までお気軽にご相談ください。