住宅を購入するまでのスケジュールは、大きく6つに分けられます。

1つ目は、住宅に関する情報収集と購入したい住宅への申し込みです。
まずは、注文住宅や分譲住宅のような住宅の種類や、希望する立地や間取りなどを決めていきます。
気になる住宅を見つけたら、不動産会社に問い合わせて、現地の見学や内覧をします。

見学をして、購入の意思が固まれば、不動産会社に購入の申し込みを行いましょう。

2つ目は、住宅ローンの事前審査です。
住宅を購入する場合、多くの方が住宅ローンを利用します。
住宅ローンには、事前審査と本審査の2つの審査がありますので、まずは事前審査を受けましょう。

3つ目は、手付金の支払いと売買契約の締結です。
手付金は、住宅価格の5％から10％を一括で支払うことで、売買契約の成立を証明するためのものです。

4つ目に、住宅ローンの本申し込みと本審査を受けます。
住宅ローンの本審査は、住宅の売買契約締結後に、住宅の購入者の年収や健康状態などを元に審査します。

5つ目は、住宅の状態確認です。
住宅が完成した後に、契約の通りに施工されたかどうか、実際に住宅をみて確認しましょう。

6つ目は、手付金以外の支払いと住宅の引渡しです。
住宅ローンの場合には、金銭消費賃貸契約を結ぶ必要があるため、注意しましょう。
残金の支払いを行う際には、合わせて所有権移転登記や抵当権設定登記の手続きも行うケースがほとんどです。

支払いが終われば、住宅の引き渡しを受けます。

＊注文住宅

注文住宅は、土地探しや家を建てるまでに時間がかかるため、入居までかかる時間は短くても8ヶ月程度です。
設計に関して希望が多い場合には、プランが決まるまでに時間を要するため、約1年かかるケースもあります。

＊新築マンション

新築マンションの場合、建物が完成していれば、短いと1ヶ月から2ヶ月で入居できます。
建物が建築中の場合には、1年近く待つケースもあるため、入居を急いでいる方は注意が必要です。

＊中古の一戸建てやマンション

中古の住宅であれば、スムーズに進めば1ヶ月から2ヶ月で入居できるケースがほとんどです。

ただし、中には売主との交渉が難航するケースもあり、入居までの期間が長くなることもあります。

今回は、住宅購入までのスケジュールについてご紹介しました。
住宅を購入してから、実際に住むまでのスケジュールをご理解いただけたと思います。
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