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中古住宅のローン審査は厳しい?審査のポイントを紹介
中古住宅は新築よりもリーズナブルであるため、購入を検討される方も多いです。
しかし、ローンを組む際は新築の時と違うポイントを審査されることがあります。
そこで今回は、中古住宅のローン審査についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□中古住宅の住宅ローン審査は厳しい?
中古住宅を購入する際も、ローンを利用することが可能です。
ただし、物件の担保評価額が一般的に低いため、新築よりも審査が厳しくなる傾向にあります。
そのため、3000万円の中古住宅を購入する時に3000万円の住宅ローンを申し込んでも、場合によっては2500万円しか融資が通らないケースもあります。
中古住宅を購入してからリフォームを検討している方は多いのではないでしょうか。
水回りだけをリフォームする「部分的リフォーム」や間取り変更をはじめとした「フルリフォーム」があり、費用は数10万円程度から1000万円以上と幅があります。
費用が高額になるほど、住宅ローンとともに借り入れられるのか不安になりますよね。
ただ、結論としてはローンにリフォーム費用を組み込んで借りることは不可能です。
これは、担保としているのは購入する中古住宅だからです。
金融機関によってはリフォーム費用を合わせてローンを借りれることもありますが、一般的には住宅ローンとは別に「リフォームローン」を検討することになるでしょう。
□中古住宅の住宅ローン審査が通らない原因
中古住宅のローン審査が厳しいのは、以下の原因が考えられます。
*築年数が古い
1981年以前に建築された住宅や現在の建築基準法に則っていない住宅だと、ローン審査が厳しくなります。
また、建物が法定耐用年数を過ぎ、なおかつ土地にあまり価値がない場合も、住宅ローン審査の通過が難しい傾向にあります。
*返済負担率が高い
返済負担率が高い場合、住宅ローンの利用が難しくなる傾向があります。
返済負担率の目安は25%から35%とされていますが、年収に応じて比率は変わります。
すでにマイカーローンを利用して返済が始まっているときは、その分住宅ローンで借りられる金額が減ることにも注意しましょう。
さらに、ローンの返済期間を短く設定されることも多く、毎月の負担が大きくなるためその点も考慮することが大切です。
□まとめ
今回は、中古住宅のローン審査について解説いたしました。
ローンを利用するにあたって、中古住宅に必要な額を借りられない場合がある、審査が厳しめになるといったことを頭に入れておきましょう。
リフォーム費用は、一般的にはローンに組み込めないことも大切なことです。