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市街化区域とは?土地を購入する前に知っておくべきメリットやデメリットを解説
土地を探す際、市街化区域という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、市街化区域かそうでないかで、具体的に何が違うかを知らない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、市街化区域についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□市街化区域にある土地を購入するメリット
*生活利便性が高い
市街化区域内で土地を購入すれば、生活の利便性を確保しやすい点が魅力です。
市街化区域は、すでに市街地が形成されている地域や今後市街化に向けて開発される地域を指すため、公共交通機関や道路などの生活インフラが整っている可能性が高いでしょう。
どんな家庭であっても、交通の利便性はもちろんのこと、日常生活に必要な買い物を手軽にできる環境であることは重視したいポイントでしょう。
その点、市街化区域はとても住みやすいエリアと言えます。
*住宅の売却をしやすい
ご自身が土地探しの際に生活利便性を重視するように、他の方も生活利便性や希望するマイホームを建てられるかどうかを基準に選ぶケースが多いため、市街化区域にある土地は一定の需要を見込めるでしょう。
その他、土地の活用方法が多いのも魅力的です。
用途地域や制限の有無にもよりますが、戸建てだけでなく二世帯住宅や店舗兼住宅、アパートなどの建築を考えている方からのニーズもあるでしょう。
□市街化区域のデメリットは?
続いて、市街化区域に土地を購入するデメリットについてご紹介します。
1つ目のデメリットは、「都市計画税がかかること」です。
市街化区域にある土地を所有していると、固定資産税に加えて都市計画税がかかります。
2つ目のデメリットは、「土地や住宅の価格が高いこと」です。
利便性の高さから比較的ニーズが高いため、普通の土地に比べると価格が高くなりがちです。
3つ目のデメリットは、「用途地域によって建物の種類が制限されること」です。
建てられる建物の種類や高さなどが制限されることがあるため、地域によっては建物の自由度が下がる場合があります。
4つ目のデメリットは、「敷地面積が小さくなる場合があること」です。
市街化区域の最低敷地面積は狭く設定されることが多いため、流通している土地も想定より狭くなるでしょう。
□まとめ
今回は、市街化区域のメリット・デメリットについて解説いたしました。
生活利便性の高さや売却の際の需要がメリットとしてありました。
また、デメリットとしては、都市計画税の負担・価格の高さなど費用面の問題があります。