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売買契約とは?契約を締結するまでの流れを簡単にご紹介します
売買契約とは、不動産の取引を確定させる契約のことです。
ただ、具体的にどんな意義があるのか、どのような流れで締結されるかを知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、売買契約の概要と契約を締結するまでの流れについて簡単にご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□売買契約とは
売買契約とは、不動産の取引をする際に一般的に結ばれる契約のことです。
ただ、契約は当事者の意思が確認できれば、口頭で成立させることもでき、必須ではありません。
これは、不動産取引の場合も同様です。
とはいえ、大きな額が動く不動産取引において、口頭だけで契約を済ませることは考えにくいでしょう。
1つ目の理由は、トラブルの防止のためです。
不動産取引では大きな額が動くため、証拠として売買契約書を残しておくべきだと考える方がほとんどです。
2つ目の理由は、登記上の問題があるからです。
不動産を購入した側は、それが自分のものであることを客観的に示すために登記を行います。
登記をするうえで、売買契約書の作成が必要になるのです。
□売買契約を結ぶ流れを簡単に説明します!
続いて、売買契約を結ぶ流れをご紹介します。
売買契約の流れは、以下の3工程に分かれます。
*重要事項の説明
契約の際は、不動産会社から取引物件に関する重要事項、取引条件に関する重要事項が説明されます。
取引物件に関する説明では、都市計画法や建築基準法による制限の説明、建物状況調査の結果などが説明されます。
取引条件に関する説明では、売買代金や手付金などの金銭に関する説明、契約解除に関する説明、契約不適合責任などの説明がなされます。
そのほか、物件が災害警戒区域にある場合、建物が1981年以前に建築されたものである場合は、それらを告知する義務があります。
*売買契約書への署名と捺印
契約書の内容を確認し、双方が合意すれば、署名と捺印が行われます。
この時点で、売主には所有権を買主に移す義務が、買主には売主に対して購入代金を支払う義務が発生します。
*手付金の受領
手付金は代金の5パーセントから20パーセントにあたり、契約の締結後に支払われます。
□まとめ
今回は、売買契約の概要と契約を締結するまでの流れについて主にご紹介いたしました。
売買契約の意義・大まかな流れを知っていただければ幸いです。
当社では、物件の査定申し込みを受け付けておりますので、ホームページから気軽にお問合せください。